メディカルイラストは体のしくみに対する理解や知識が無い
と、なかなか描く事が難しいものです。想像だけで描くとい
う事ができないので、相応の経験が必要になってきます。
毎回悪戦苦闘の日々ですが、熱心なドクターの説明と、知識
豊富な編集者やディレクターの皆様の助けをお借りし、より
よい作品を御提供できるよう努力いたしております。
ずいぶんと前にはエアブラシなどを用いた手描きでしたが、
現在はほとんどがPhotoshopやillustratorによる作業になっ
ております。
実際に仕事をいただくと、まず鉛筆でだいたいの下描きをつ
くります。次に色鉛筆で下描きを作り、色のチェックをしま
す。最終的にphotoshopで着彩をして完成です。ただ最近で
は時間節約のため下描きを省き、最初からphotoshopでラフ
を作ってチェックを受けることが多くなりました。デジタル
処理ですので、色の変更や微調整、レイアウトの変更、修正
等にも迅速に対処できます。
イラストレーターという職業はクライアントの頭の中にある
イメージや要望をいかに的確に理解し表現するのが仕事だと
思っております。そういう意味では私は、アーティストとい
うよりは職人だと自負しております。
納期、価格などは用途や二次使用の有無により異なります。
ご相談にも応じさせていただきますので、詳しくは
お問い合わせフォームよりお願い致します。
今までに掲載された出版物の一部です。表紙と中のイラストを担当させていただきました。